ワインベースのカクテルの作り方
ワインとカクテル
カクテルと言えばテキーラサンライズやマティーニといった、スピリッツとリキュールの組み合わせが有名ですが、ワインもカクテルのベースに使うことが出来ます。その魅力は何と言ってもワイン本来の華やかな香りではないでしょうか。
ぶどうのリキュールとでもいうべきワインは、カクテルにしてもその個性を存分に生かしてくれます。ここでワインベースのカクテルをいくつか見てみましょう。
キール、スプリッツァー、アメリカン・レモネード
ワインカクテルといえば「キール」。白ワインにクレーム・ド・カシスというカシスのリキュールを合わせます。クレーム・ド・カシスは甘いので、好みに合わせて量を調節しましょう。一般的な割合は白ワイン5:1カシスです。さっぱり甘くて食前酒に最適です。
白ワインをスパークリングワインに変えると「キール・ロワイヤル」、赤ワインだと「カーディナル」というバリエーションもあります。「スプリッツァー」もお手軽ワインカクテルの一つです。
白ワインにソーダ適量を加えるだけ。スパークリングワインと違って炭酸水でワインが薄まるので、軽い飲み心地と薄い黄金色が特徴です。アルコールに弱い人にも人気のカクテルです。可能ならレモンかライムを絞ってさらに爽快な味わいにしましょう。
「アメリカン・レモネード」は、通常のレモネードに赤ワインを加えます。赤ワイン3:レモンジュース(もしくは果汁)4:水3の割合で作れます。好みで砂糖を適量加えましょう。
赤ワインとコーラを合わせる「カモリーチョ」も人気です。赤ワインとコーラを同量で合わせます。コーラの甘さと香ばしさが、意外にもワインの酸味とよく溶け合います。これをジンジャエールに変えてアマレット(アーモンド風味の杏子のリキュール)を加え「ローザ・ロッサ」にもできます。
ミモザ、イレブンバイオレット
「ミモザ」も有名です。これはシャンパンを使用します。シャンパンとオレンジジュースを同量合わせましょう。お祝い事で買ったは良いもの飲み切れないという場合でも、家でさっと作れてしまいます。色がまさにミモザの花に似てきれいです。
「バイオレット」という、カルピスを使ったカクテルも存在します。赤ワインとカルピスを同じ割合いで適量合わせ、水で薄めます。赤に白濁したきれいなカクテルに仕上がります。
まとめ
ワインさえあれば、あとは簡単に揃えられる材料が多いのがワインカクテルです。好きならきっとはまってしまうでしょうし、飲み残しやアルコールがもう少し弱かったら、と思う方にもおすすめです。