ワインと食材のマリアージュを楽しむコツ

ワインと食材のマリアージュを楽しむコツ

マリアージュとは?

ワインと食材のマリアージュを楽しむコツ

ワインとばっちり合う料理があれば、そもそもおいしいワインの味も数倍引き立ちます。

 

これはコーヒーとドーナツやお茶と和菓子の関係と同じで、お互いの長所を引き出しあう食べ物と飲み物ということです。

 

ワインの場合もそこまで難しく考える必要はなく、ワインの相性を知ることがヒントになります。ここでその組み合わせを決める際の基本的な考え方を調べてみましょう。

 

合わせ方

一般に浸透している考え方として、「肉を使った料理には赤ワイン、魚を使った料理には白ワイン」と言われていると思います。確かにこれはこれでおおむね正解なのですが、必ずしも常にこの法則が当てはまるとは限りません。

 

なぜなら赤ワインと言っても様々で、香りや酸味、コクや重たさなどそれぞれに個性があるため、香り一つとってもこの肉のこの料理には合うが違う調理方法や味付けには合わないということがあるからです。

 

基本的はスパイスや調味料と考え方は同じです。何を効かせればおいしくなるか?を考えることで、料理との相性を探っていくことができます

 

どう合わせていくか

料理の色を考えてみましょう。トマトを使ったような赤い色を基調とする料理ですか?それとも白や透明の料理でしょうか?赤い料理には赤いワイン、白い料理には白ワインで考えてみるのもアリです。ところがカルボナーラと赤ワインのように、色が別系統でも合う料理が存在します

 

これは味の主張の強さが合っているからです。そのため、色を合わせるのほかに有効なのは、繊細な料理には軽い味わいのワイン、しっかりした味の料理にはフル・ボディのワインという方法です。これで見ていくと、食材や色にこだわらず味の勝ち負けでワインとの相性を探すことが重要といえます。

 

ワインの味が負けていないか?逆に勝ってしまわないか?も、相性を見つけるうえで非常に重要です。また補い合う関係も大切です。肉料理をおいしく食べるうえで必要なのは香辛料ですよね。ということはスパイシーなパンチのあるワインが合う、ということになります。

 

辛い料理には辛口のワインで常にパンチを効かせるより、甘口のワインで口を休めたほうがおいしく感じられます。油の乗った料理やバターを使った料理には、酸味の効いた爽やかでさっぱりした後味のワインが合うことは想像に難くありません。要は、これがあればおいしく食べられる・飲めるをお互いの中から探すわけです。

 

まとめ

ワインと料理の難しいようで、調味料と考えれば味の足し算引き算もしやすくなるでしょう。誰かを招待するときは、料理にあったワインを提供してより楽しめるようにしたいものです。

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