味を劣化させないワインの保存方法

味を劣化させないワインの保存方法

ワインは劣化する?

味を劣化させないワインの保存方法

ワインは劣化していきます。開封すればもちろん劣化は速まりますが、新品で置いておくだけでも実は常に劣化の危険にさらされています。

 

何度も触れていますがワインが含む生きた酵母のためです。

 

ワインを劣化させない保管方法をもう少し考えてみましょう。

 

置く場所を探そう

ワインセラーは理想的です。光・温度・湿度・振動・ボトルの角度等、ワインを保存するために必要な条件を一度に揃えることができます。業務用の立派なものでなくても、家庭用には3万円台からあります。場所を取ることや電気代が発生することがネックかもしれません。

 

少し注意したいのは、ワインを買って帰ってきた後、すぐに横に寝かせないようにしましょう。ワインと室内の温度差が、コルクからのワインの漏れにつながります。ワインを室温に適合させてから、横に寝かせましょう。横に寝かせるといい理由はご存知ですよね。

 

ワインそのものを触れさせることによってコルクの乾燥を防ぎ、封としての機能を最大限長持ちさせます。ワインセラーがない!買えない!という場合は、やはり暗く涼しい場所を目指しましょう。押し入れや床下収納など、置いておけそうな場所はありませんか?

 

出来るだけ温度変化の少ない場所を見つけましょう。温度変化が避けられない場合でも、ワインボトルに緩衝材を巻いたり、発泡スチロールのケースにいれて、断熱しながら保管することで劣化を防ぎやすくすることができます。冷蔵庫に入れるにしてもこの方法は使えます。

 

この場合、可能なら冷蔵室よりも野菜室やチルド室に入れましょう。常温よりは低温の方がいいですが、その中でもより温度が低すぎないところが理想的です。冷蔵庫の場合は、ドアポケットなど振動があり温度変化が大きいところではなく、上部の棚の奥など、温度が比較的高く変化しづらいところがお勧めです。

 

開けたボトルはどうすればいい?

ワインは開けたらその日に飲み切ってしまうのが理想ですが、いつもそうできるとは限りません。開封してしまったボトルはどう扱えばいいでしょうか?長期熟成モノのワインならともかく、普段飲むようなデイリーワインなら、コルクを戻して冷蔵庫に入れるのが手っ取り早いでしょう。

 

一週間以内を目安に飲み切ってしまえば、そこまで一気に劣化してしまうということはありません。より小さいガラス瓶に移し、出来るだけ空気を入れないようギリギリまで詰めてから蓋をするのも一つの手です。要は空気との接触を減らすことを考えましょう。

 

まとめ

ワインの保管にも注意を払うなら、長くその理想的な風味を楽しむことができます。大切に保管することでワインへの愛おしさも深まるかもしれません。

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