おいしいホットワインの作り方
ホットワインとは?
皆さんはホットワインをご存知でしょうか?グリューワインとも呼ばれるこのワイン、読んで字のごとく温かいワインです。
丁度日本酒の熱燗のような存在で、ヨーロッパでは主流の飲み方の一つです。
あったかいワインなんておいしいの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あちらではとてもメジャーな飲み物で、色んなスパイスを入れたり果汁を加えたりして楽しまれ、体を温める効果もある、寒い地域では重宝されているワインの飲み方です。
屋台などでもたくさん売られています。今回は家庭でホットワインを作る方法を調べてみましょう。
作り方
ホットワインには赤ワインが大抵使われます。これに使うワインはどのようなものでも構いません。手を加えて風味を変えたり甘くしたりすることを考えると手ごろなデイリーワインがいいでしょう。鍋で温める場合、沸騰させ過ぎないように気を付けましょう。
完全に沸騰させてしまうとワインのアルコールはもちろんの事、風味や香りまで加熱によって飛んでしまうので、軽い沸騰かその手前、十分温まった状態でカップなどに移すのが基本です。加えるスパイスはシナモンや八角、グローブがとにかく定番です。
これらのスパイスは体を温める作用もあるので、その相乗効果が期待できます。寒いヨーロッパならではの知恵ですね。スパイスは自分の好みに合わせて入れましょう。スパイスは鍋で温める最初からワインと一緒に入れてください。沸騰するまでには成分が抽出されているはずです。
八角などは分厚いので、入れる前につぶしておいた方がいい場合もあります。また柑橘系のフルーツもよく合います。レモンやオレンジは、ワインの酸味と相性抜群です。
大抵は火からおろした後にグラスにそのまま入れるか、絞るかして合わせます。スパイスが中に入ってしまっているので、茶こしやコーヒーフィルタで取り除きましょう。
気を付けるべき点
完全に煮沸することもできますが、基本的には「温めた」ワインですので、お酒に弱い人や未成年は気を付けましょう。アルコールがしんどいという方は沸騰させて完全にアルコールを飛ばしてしまうと飲めるかもしれません。
風に引き初めにホットワインが効くと言われていますが、何せアルコール飲料には変わりありませんので、体調に合わせて使いましょう。また、当然ですが乗り物を運転する前には飲まないでください。
まとめ
日本ではまだメジャーではないホットワイン、一度味わうと冬の間は病みつきになるかもしれません。お好みのアレンジでワインのまた一味違う一面を楽しみましょう。
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