イタリアワインの特徴
ワインを楽しもう
ワインはお好きですか?鮮やかな赤や透き通る白色は見ているだけで鮮烈な印象を残し、コルクを開ければ新鮮で芳醇な香りが広がります。口に含めばそのワインの世界へと瞬時にいざなわれるでしょう。
でもワインと言っても世界中に存在し、選択肢が多すぎてよく分からない!という方もいらっしゃるはず。そこで、世界最大のワイン大国のイタリアワインを学び、ワインに関する知識を深め、より楽しめるよう考えていきましょう。
イタリアワインとは?
イタリアは、そのワイン生産量で堂々の世界一を誇ります。イタリアには20の州がありますが、特徴的なのはその独自性。すべての州でぶどうが栽培され、しかも週ごとに個性的な品種が存在しているおかげで、作られるワインも多種多様なものになります。
イタリアでは4万5,000hl(ヘクトリットル。1hlは100リットル)のワインが毎年生産され、ぶどうを栽培する農家は75万軒以上、ワイン生産業者も4万軒ほど登録されており、国を挙げての産業であることが分かります。
イタリアのワインは非常に種類が多く、各農家やワイン製造会社がそれぞれの伝統や製法を生み出してきたため、出来上がるワインも万の種類を誇ります。それゆえ一言でこうと説明できるものはありませんが、イタリアワインはヨーロッパのいわゆる旧世界ワイン(ワインづくりにおいて伝統・歴史がある国々のワインの事。ヨーロッパは基本的に旧世界に属します)の中でもコストパフォーマンスに優れるものが多く、初心者でも手の出しやすい生産地です。
それでもとてもマニアックなワインが多数存在し、初めての人には素直に美味しいと感じらない銘柄も沢山ありますが、それだけ生産されるワインの種類の多さや歴史の長さ、独自に発展を遂げたワイン生産者の多様性を表していると言えるでしょう。
ワインとぶどう
前述のように、イタリアでワインが多様なのは、それだけぶどうの品種が沢山あるからに他なりません。登録されているだけでも130種、350種と言われており、一部の主張では2000種を超えるぶどうがあると言われています。
200も300も種類のあるぶどうを皆さんはご覧になったことがありますか?それらの違いは果汁抽出や発酵の過程を経て、それぞれのワインごとの繊細な違いを生み出すのに非常に重要という訳です。
まとめ
イタリアワインの世界がいかに広いか体験すると、きっとその魅力に引き込まれることでしょう。これをきっかけに、いろんなワインを自分なりに品定めできるようになるともっと楽しみが広がりますね。
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