イタリアの白ワインの味と香りの特徴
イタリア白ワイン
イタリアの色ワインの特徴は何でしょうか?高価なブランドやイメージから、赤ワインの方が注目を浴びやすいのは事実です。
長期の熟成モノや名門ワイナリーから出荷されるヴィンテージは時に家が買えるほどの値段を付けるのに対し、白ワインはそこまで極端な値段の高騰はないのが事実です。
しかし初心者にも飲みやすくなじみやすいのが白ワイン。イタリアでも白ワインの価値が見下げられているわけではありません。今回はそんなイタリア白ワインのキャラクターを探ってみましょう。
その特徴
イタリアの白ワインは様々です。使われる品種によって大きくその性格が変わりますし、同じ品種でも栽培された地域によってワインの特徴は変わります。この地域によって変わる特徴というはとても興味深く、北部では味のしっかりした白ワインが多いです。
寒さが厳しい北部ではぶどうの生育が難しく、長期熟成に向かない品種のぶどうを作ることはさらに困難を極めます。しかも家庭料理の味も北に行くにつれて濃くなりがちなため、ワインもそれに負けないものが要求されます。
こうして生み出されていった北部のワインは、フル・ボディでコクの強いしっかりしたものが多く、白ワインでも幾多の困難を乗り越えて存在感のある味わいのものが多く作られています。そして繊細さを併せ持つことでも有名です。
そのため、沢山の努力と改良が重ねられた結果、イタリア白ワインはとても繊細ながらおおらかで飲みやすい性格のものがポピュラーで、長い歴史の中で積み重ねられてきた作り手たちの苦労が感じられます。
繊細さを活かした華やかでフルーティーな香りは人をひきつけ、爽やかな後味へと引き継いでいきます。イタリアの白ワインが好まれるのもうなずけますね。
違いはどうやって生み出される?
白ワインは、赤に比べて低価格で味も飲みやすく、品質もそこまでバラツキが出ずに良いものを見つけやすいのが特徴です。赤に比べて種類が少ないため、選びやすいのもいいですね。この白ワイン、すべてのワインに共通することですが品種によって味も風味も大きく変わります。
品種について詳しくは別記事で触れていますが、シャルドネという品種を使った白ワインは重く、濃厚です。レモンに似た酸味やフルーツの甘味を感じさせることで有名です。
まとめ
個性の多いイタリアの白ワインを一言でまとめることはできませんでしたが、とくに飲みやすさが傑出しており、ワインが苦手な方でも始めやすいのが間違いなくその美点です。機会があるなら白も忘れずに堪能してみてください。
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